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耳を傾けるというか、体ごと向く。

執筆者の写真: Nomu Dogu(ノムドグ)Nomu Dogu(ノムドグ)

更新日:2023年6月17日

何をどうすればいいか。何が正解だったのか。結局は選んだ自分が決めること。
オルゴール博物館内のビクター犬を後ろから撮った画像

企業で働いていると、責任者の誰かが方向性を指し示し、それに対して各部署、各員が従ったりそうでなかったり、あーだこーだと言ったり言わなかったり。それが当たり前の景色で。


それにはどこか【自分ではないところに責任がある】と思っているからなのだと思います。


自分はそんなことない!と言っても、全ての結果を受け入れるつもりで選択しているか?と問われたら、ぐぬぬ・・・と唸ってしまうのではないでしょうか。


何かあったら辞めてやる ≠ 全ての結果を受け入れる と気づいた時、今までの自分の向き合い方について考え方が変わる瞬間がありました。


人の意見を聞く、耳を傾ける。立場や経験を積み上げればあげるほど大事なことです。理想の上司的な書籍で散々目にしたワードで、キミにはそういう姿勢が足りない。自分ができていると思ってもできていない。などど、言われることが多いワードでもあると思います。そもそも、本当の責任を感じていなければ、言葉の一つひとつの重さに気づけるはずもないのでしょう


今だから思うことではありますが、自分が【やろう!】と思って始めた方向には、頼れる人など誰一人いない。なぜって、自分が進み始めた道は、どこかの延長線上にあるわけではないから

企業から離れればただの人。評価する人がいなければ、結果に対して結論づけるのは自分しかいない。


寂しいことを言うやつだなと思うかもしれません。でも、本当の意味で自分にとっての新しい道に進むと言うことはそんなもんだと思います。


MAKING THE ROAD  ー 道作る ー


ここへきて、自分にとって大切なバンド、Hi-STANDARDのアルバムタイトルが来るとは、20年前には思ってもいませんでした。


頼れる人など誰一人いない。確かにそうなのですが、それは始まりの一歩の話で、新たな道で出会う人のほとんどが、今では頼れる人となっています。それはこの人の意見が聞きたいな。聞いてみようかな。ではなく、この人の言うことを理解したい。そう思わなければ前に進めないと言う状況に、自然と自分の向き合い方がそうなったからなのだと思います。


今、このタイミングを逃したら、次はない。組織内の話ではなく、今生きる世界の中での話に変わったことで、出し惜しみなんてしていられないと思うからなのだと思います。


真正面から向き合って、真正面を向いて話して、真正面を向き続けたら、なんだか大切な絆が生まれて

そうしたら、今の自分の道に必要な方にたくさん出会って、頼れる人に出会って、自分も頼られることもあって。


これから始めると話したとき、多くの方々が【最初の話】をしてくださり、


ほんとさ、今まで積み上げたものってなんだったのかなって思うくらい何もなくなるよね。それを知らずに、いいことばかり思い描いて、それで打ちのめされたんだよね。だから今のあなたの姿に自分を重ねてしまうよ。


なんて言っていただいた結果、一緒に頑張ろう!と手をとっていただけることが本当に多くあります。

そう言っていただけた方々は、私にとって本当の意味で頼れる方々となりました。


自分の周りの人々を思い浮かべてください。頼れる人ばかりだと思います。全てにおいて頼れる人と言うのは、そうそうはいないのでしょう。


全ては自分が決めなければならない。本当にその状況になったとき、最初は頼れるには自分だけに感じると思います。ですが、そこからは、頼れる人に出会うと言うことも自分が決めることと考えてみましょう。

今日は都内に出かけてみよう。旅行へ行ってみよう。動画でもみてみよう。なんでもいいと思います。


もしも、今、頼れる人がいない。自分には味方がいない。なんて不安が溢れてきたら、それは今の道だけの話かもしれません。だから、新しい道を見つければ、そこに頼れる人と自分が頼られる世界があるかもしれません。その時、ゼロから始まる自分に気づくと、真正面から人と向き合う自分に気がつけると思います。


いつか自分が、【最初の話】をするような出会いに恵まれたら、私はいつでも真正面を向いてその人の言葉に体全体を傾けて聞きたいと思います。


今回は私個人の考えについて書いてしまいました。


長文ご一読、ありがとうございました。

ではまた次回。


欅の緑、桜のピンク、銀杏の黄色、そして活気溢れる音楽とお祭りの街・府中市。

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Nomu Dogu(ノムドグ)

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