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  • 執筆者の写真Nomu Dogu(ノムドグ)

陶器市の重要性と訪れる側の心構え。

更新日:2023年6月17日

そこに全力を投じ、生活が成り立つというケースもある。
沖縄県読谷村にあるやちむんの里の黄色いハイビスカス

陶器市は楽しい。

一つ目は、カテゴリーキラーのコンテンツであるということ。


【陶器が好き】という点と【購入しに来ている】という点で、そこにいる人々のベクトルが比較的同じ方向を向いているのだと思います。

だから居心地のいい空気感があるのでしょう。


それは野外フェスやライブに行く人が少なくとも【音楽が好き】という点で共通点があり、楽しみ方はそれぞれでも何となく居心地がいい、ということに近いのかもしれません。


二つ目は、そこに出展する人たちも【販売する】という気持ちで来ているというところが大きいのでしょう。


どういうこと?と思われる方も多いかもしれませんが、わかりやすい話では益子焼の陶器市が挙げられます。


年2回、春と秋に行われる益子焼の陶器市では、併せて60万人ほどの人出があるそうです。

年間の観光客数が180万人程とのことですから、33%がそこに集中していることとなります。

それぞれの日程は9日程度ですので、年間の日数で言えばわずが4.9%です。

大手の企業に安定して生産依頼を契約できている場合を除き、年間の売上がその2回でほとんど、というケースが多くなっているそうです。


窯元は大人数で運営しているのではなく、家族だったり、夫婦だったり、個人だったりと、少人数のことがほとんどです。目安として個人が持つ窯で焼ける陶器の数は集合住宅内に設置できる程度の電気窯で小皿5~60枚だそうです。

陶芸の街であれば庭先や工場に大きい窯を設置するので、もっと多く焼けると思います。

しかしながら、陶器は基本的に造形、乾燥、素焼き、本焼成、本焼成が1セットだったりしますので、1日ですぐに作れるというわけではないありません。


それで、たった2回の陶器市で生活費を稼ぐ。これがいかに大変で、いかに重要なことか。


だからこそ出展する側も本気で、熱量がすごい。

そんな中で出会う食器はどれもお気に入りになること間違いなし。


私たち小売業に携わる者も、新たな作り手の方との出会いを求めて、沖縄をはじめ、各地の陶器市を楽しみにしています。

ぜひ一度、足を運んでみてくださいね。


欅の緑、桜のピンク、銀杏の黄色、そして活気溢れる音楽とお祭りの街・府中市。

京王線東府中駅から徒歩6分。お気に入り探しにどうぞお越しください。


Nomu Dogu(ノムドグ)

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